都市伝説【世界の歴史】

【都市伝説】シュメール人の文化の謎!?彼らは一体何者なのか!




シュメールとは、メソポタミア南部に位置する地域のことで、かつてこの場所にはシュメール人と呼ばれる人々が住んでいた。

最古の文明を築いた人々で、彼らの持つ技術は古代文明とは思えない程、高度なものだったという。

今回は、シュメール人・その文化について紹介したいと思う。

シュメール人とは

シュメール人はメソポタミア地方のチグリス・ユーフラテス川流域で都市国家を築き、人類最古の文明であるメソポタミア文明を生み出した。

現代ではシュメール人と呼ばれているが、彼らは自分達の事を「ウンサンギガ」と呼んでいたという。

「シュメール」とは「葦(草の名称)が多く生えている地域」という意味が込められている。

紀元前3000年、シュメール人は歴史上に突如現れた。

そして急速な発展を遂げて、メソポタミア文明の基盤を築いたとされている。

彼らは建築、数学、美術、文学など様々な技術を生み出し、高度な都市国家を作り上げたのだ。

素晴らしい技術を持っていたシュメール人だが、彼らの持つ技術が一体どこから生まれたのか、そのルーツは謎に包まれている。

 

歴史から消えたシュメール文化が再び世に出た理由

紀元前2000年頃になると、他の勢力に支配され始め、徐々に勢いを失っていった。

シュメール人の歴史や文化などは、歴史上から忘れ去られていくことになる。

そして、19世紀になると考古学者達の手によって、遺跡発掘作業中に遺物を発見した事でその名が再び知られるようになった。

この発掘作業が行われなければ、シュメール人がいたことは誰も知らないままだったと言えるだろう。

その後、シュメールの言語や文字を考古学者達が徐々に解読し、謎に包まれていたメソポタミア文明の歴史が明らかとなった。

現在までに遺物は50万点程発掘されており、その大半は現在も解読が続けられている。



シュメール文化の謎

シュメール文化は多くの謎に包まれており、現在でもその謎を解き明かせるに至っていない。

続いてシュメール文化の謎について紹介していこう。

 

シュメール人の言語

シュメール人の使っていた言語は統一されておらず、性別や職業で話す言葉が違っていたという。

発達した文明があったにも関わらず、様々な言語で会話が成されていたとは驚きである。

同じ発音や響きの言葉でも「雨」や「飴」、「雲」や「蜘蛛」のように、イントネーションを変えて、違う意味を持たせて会話を成立させていたのではないかと考えられている。

宗教関係の本には、シュメールの文化が衰退した後もしばらくの間、一部の地域で言語が使われており、現代でも知らず知らずのうちにシュメールの言語が使われているのだという。

 

シュメール人はノアの大洪水の生き残り説

シュメール人が栄えたのは、二つの川が流れる間。

この二つの川、チグリス川とユーフラテス川は豊富なミネラルを含んだ上質な泥が流れている。

その為、土地の栄養が豊富で野菜や果物などを沢山収穫することができたのだ。

しかし一方では、何度も洪水に巻き込まれ、甚大な被害を出していた。

住む土地を変えれば洪水に悩まされる事もなかったはずだが、文明が続いている長い間、シュメール人はこの土地を離れなかった。

その為、聖書に登場するノアの大洪水で生き残った人々が、この土地に残ってシュメール人となったのではないかと言われている。

箱舟に乗った選ばれし人類達は“意味ある土地”であるチグリス川とユーフラテス川の間から離れなかったのではないだろうか。

 

シュメール人は現代人よりも早く宇宙に到達していた

シュメール人が、かつて住んでいた地域は、現在のイラクなのだが、そのイラクの運輸大臣であるカージム・フィンジャーン氏が「世界で初めて空港を作ったのは、シュメール人だ。彼らは宇宙にも行き、惑星探索を行っていた。」と驚くべき発言をしている。

 

カージム大臣の発言によると

・世界で初めての空港は7000年以上前にこの土地(イラク南部ジーカール)に作られた。

・シュメール人が作ったUFOは、この場所から宇宙に向けて飛び立ち、数々の惑星に向けて飛び立っていた。

・惑星探索により、冥王星に到達していた。

もちろんカージム大臣の一連の発言には根拠はなく、科学的な証拠も無い。

しかし、多くの都市伝説愛好家やUFO研究家の間では、マヤ文明と同様にシュメール文明に関しても「何らかの形で地球外生命体との接点があったのではないか。」という説が囁かれている。

現代の人類がいくら考えを巡らせてみても、当の文明は滅びてしまっているので、その真相は闇の中というわけである。

 

まとめ

いかがだっただろうか?

いくら高度な技術を持っていたとしても、シュメール人の技術は現代の技術レベルに遠く及ばないはずだ。

我々人類が宇宙に到達したのは今から60年程前。

人類が地球に誕生した歴史から考えれば、つい最近のことである。

今は滅びてしまったシュメール、彼らの謎が解明されれば、メソポタミア文明に関する歴史的発見がされる日もそう遠くはないのかもしれない。